私は
「おうちほど、いいジムはない!」
と思っています。
たとえば、顔を洗うときは
足をつま先立ちにする。
髪をブラッシングするなら、
なるべく肘を上げて二の腕
にある上腕三頭筋を意識する。
そんなふうに、
なにげない日常の動作を、
ストレッチと合体させることが
できるからです。
平日の大半を過ごすオフィスでも、
同様のストレッチ効果が得られます。
仕事中は、おそらく完全に
静止していることはないでしょう。
意外に、
細かい動作を繰り返しているはず。
もしも、電話を取る機会が多いなら、
受話器を持つ手に角度をつけるように
しましょう。
脇を開くようなイメージで
肘を直角に近づけるように上げれば、
二の腕のストレッチになりますし、
脇を伸ばすことでリンパの流れを
促進することができます。
また、後ろから人に呼ばれたら、
下半身はイスに固定したまま、
ウエストをグッとひねるように。
たったそれだけの動作でも、
腰の緊張をほぐし、
ウエストを引き締めること
につながります。
これらは、いずれもデスクの
陰に隠れるところや、
人知れずできるもばかりです。
それでいて
新陳代謝もあがるので、
脂肪や老廃物などの
毒素を排出する力も高まります。
仕事しながらやせやすくなって、
女性にとってはまさに
うれしいことだらけですよね!
ストレッチは、工夫次第。
気持ちひとつでどこでもできます。
ちょっと押す。
ちょっとひねる。
日頃から、
いつもよりちょっと多く
体を動かす習慣を
つけるようにしましょう。
【こっそりオフィスでできるストレッチをご紹介!】
01.デスクワークの途中、イスに座ったまま腰をツイスト
イスに座り、方サイドにウェストを回転する。
左に回転するときは、
右手でイスの背もたれをつかむ。
右に回転させるときは、左手で同様に。
ウェストをグーッとひねる動作で、
腰まわりがすっきり。腰の凝りも防げる。
02.資料に目を通しながら、二の腕をしごく
左腕を前に伸ばしたら、
手を顔に向けてひじを曲げます。
右手でグーを作り、第2関節を使って、
二の腕のふりそで肉をしごく。
ひじ上からわきの下に向かって、
ゆっくりしっかり圧をかけて。
左右5~6回を目安に。
03.考え中のふりをした「こめかみマッサージ」
で眼精疲労を解消
両手の指の腹を使って、
こめかみをグーッと押す。
そこから、フェイスラインを少し吊り上げる
イメージで、上向きに2カ所、移動。
同様に指圧をかける。
こめかみから1、2、3の3ステップで
リズミカルにプッシュする。
こっそりストレッチできない
オフィス環境であれば、
仕事の合間に、太ももや下腹部を
触るように意識してみてください。
下へ流すイメージで触るだけでも
体は応えてくれます。
ひょっとすると、
恋愛と体磨きは似ている
かもしれません。
「気にかける」。
そこから、女性にとって
うれしいなにかが動きだすのですから。