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~安心な妊娠をするために~『葉酸』とは

2015/08/13


妊婦さんに必要な栄養素として、
だんだん認知定着してきているのが『葉酸』です。

 

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◆葉酸とは?◆

 

葉野菜、豆類、レバーなどに多く含まれるビタミンB群の
水溶性ビタミンの1種で、細胞分裂に必要不可欠で
赤ちゃんの脳や神経を作るのに必要なとても大事な栄養素です。

 

特に、妊娠前や妊娠初期に十分に摂取すること
呼びかけられています。

 

この栄養素が不足してしまうと、
赤ちゃんの脳や神経の先天異常や障害を起こす危険が高くなってしまいます。

 

また、悪性貧血や妊娠中毒症の改善にも効果があると言われています。

 

 

◆いつから摂り始めればいいの??◆

 

赤ちゃんが脳や神経を作る時期は妊娠3ヶ月目までです。

 

妊娠初期では妊娠に気付かない人も多く、
気付いたら3ヶ月を過ぎていたという場合が多いです。

 

妊娠がわかって産婦人科に行く時は、
もう既に葉酸が必要な時期は過ぎていたりもします。

 

ですので、若い女性や妊娠の可能性がある女性は、
日常的に積極的に葉酸を摂取することが大切です。

 

 

◆葉酸を上手に取り入れるには?◆

 

水溶性のビタミンである『葉酸』は、
光や熱に弱く、水に溶ける性質をもっています。

代表的な食品で

<肉・海藻類> 牛レバー・海苔・大豆など

<野菜類>   菜の花・ほうれん草・春菊など

<フルーツ類> マンゴー・いちご・オレンジ・バナナなど

 

◎1日の葉酸摂取量◎

 

15歳以上の成人男女...200μg
妊婦...400μg
授乳婦...280μg


妊婦は、通常時の2倍の葉酸が必要になります。

代表的な食品に置き換えてみると、

・牛レバー約40g

・ほうれん草約7束

・いちご約30個

 

ものすごい量ですね。

妊娠中は吐き気やつわり、妊婦特有のトラブルなどもあるため、
まるごと食品で400μgの摂取は、正直難しいもの。

そして、葉酸は調理中に半分以上が水に溶け出してしまうので、
スープにするならそのスープまで全て飲まなくてはいけません。

また、体内に留めておく事が出来ずに排出されてしまうので、
毎日継続的に摂取しなくてはいけないのです。

 

しかし、毎日一定量を食品から摂取するのは、案外大変なので
食品で摂取出来なかった不足分をサプリメントで補うとよいでしょう。

 

 

◆いつまで摂取すればいいの?◆

葉酸は、妊婦と赤ちゃんの両方に必要な大切な栄養素の1つですので、
妊婦の期間中はもちろん、授乳中も飲み続けるのがおすすめです。

 

 

 

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