肌荒れを改善する救世主！「ビタミンC」

2015/07/27

連日の猛暑が続く中、体調が優れなかったり
肌トラブルでお悩みの方も多いかと思います。

なかなか良くならない肌荒れを治すためには、
様々な側面からのアプローチが必要となりますが、
今回は中でも重要な部分である
"肌荒れを改善させる食べ物"についてのお話です。

お肌にいい食べ物といえば、
多くの人が思い浮かべるのが
ビタミンたっぷりの果物ではないでしょうか。

果物には、
ビタミンCやB、Eなど
様々な種類のビタミンが含まれております。

特に『ビタミンC』は、
ぷるぷるのお肌を作る材料となる
"コラーゲン"の生成を促す作用があり、
また肌の黒化の原因となる
メラニン色素の生成を抑制するという働きをします。

"抗酸化作用"がありますので、
ニキビができにくいお肌に整えるとともに、
ニキビ跡の色素沈着も防いでくれることから
肌荒れ対策に非常に役立つ栄養素です。

いちご.jpg
『ビタミンC』を豊富に含む果物には、
いちごやアセロラ、キウイなどがあります。

『ビタミンC』は水溶性の栄養素なので、
一度に大量に摂取しても尿と一緒に排泄されてしまいますので、
身体の中に溜め込む事が出来ません。
ですので、毎日摂る必要があるのです。

また、一度にたくさん摂ると吸収率が下がってしまいます。
そこで『ビタミンC』を含む果物を毎日3食に分けて少しずつ摂ると、
『ビタミンC』の吸収率がぐんとアップしますよ。

＜＜ビタミンCが多く含まれている食べ物とは？＞＞

『ビタミンC』が多い食べ物は果物ばかりではなく、
野菜にも豊富に含まれています。

果物で特に多いのは、いちごやアセロラなどです。

酸味が強いレモンにも多く含まれていますが、
同じ柑橘類のミカンにもたっぷりと含まれています。
冬の時期にミカンを食べることが多いのは、
『ビタミンC』の抗ウイルス作用によって風邪を予防するためです。

『ビタミンC』が多い食べ物として、
芋類やゴーヤは特別な存在です。

通常は熱に弱いとされる成分ですが、
芋類やゴーヤはデンプンと一緒に結合しているために、
加熱してもしっかりと残ります。
冬場に石焼き芋を食べることは、とても理にかなったことだったのです。
ジャガイモやサトイモは煮物にして食べることが多いですが、
熱による焼失を心配せずに利用できます。
『ビタミンC』の含有量では劣るものの、量をとれるのでおすすめです。

『ビタミンC』が含まれる食べ物の種類は非常に豊富ですから、
多品目の食材から摂取することも大切です。

『ビタミンC』は破壊されやすく、
とてもデリケートな成分だということ

『ビタミンC』は、熱を加えることによって壊れやすく、
摂取量が減少するので、できるだけ『ビタミンC』が壊れにくい食材や
熱を通さなくても食べられる食材がおすすめです。

赤や緑などの多彩な色彩の野菜や果物を食べていれば、
他の栄養も複合的に摂取できて効率がよくなりますよ。