夜の痩せストレッチで老化をストップ？！

2015/03/04

筋肉の緊張をゆるめる夜ストレッチで癒されながら老化の兆候もストップ！

私のポリシーは「今日溜め込んだ心身の毒素は、今日のうちに排出する」。

夜ストレッチで、一日に溜まった心身の緊張を、ほぐして取り除いてあげます。
翌朝、すっきり目覚められるように無駄なものを排除しておくのです。
夜のストレッチの意義はそこにあります。

緊張で滞ったリンパや血液の流れを促進するために、
全身の筋肉をほぐします。可能であれば、血行が促されている、お風呂上がりに行いましょう。
体を締め付けているとほぐれにくくなりますので、部屋着のようにラクで動きやすいファッションでの
ストレッチをおすすめします。

～足上げストレッチで筋肉の緊張を緩和し、腹筋も鍛える～

仰向けになり、両手の平を床につける。
両足を床から５センチ程上げ、さらに左右の足を交互に上げ下げする。
上げる方の足は、床と直角になるくらい高くがベスト。下げる方の足は、床につかないように
注意。「足あげ腹筋」と同等の効果が得られ、下腹部の引き締めにもなる。
左右で１セットを１０回繰り返す。
《ポイント》足をまっすぐにしたまま上げられない人は膝を曲げて自転車こぎをしてもOK。

～おなかと太ももを接近させて背中の疲れ＆脂肪をすっきり～

仰向けになり、両膝を立てる。両手の平と足裏全体を床につけ、上半身を安定させながら、
膝をお腹に引きつける。その時、足のつま先はまっすぐ伸ばした状態をキープする。
可能な限り、膝とお腹を接近させたら元の体勢に戻す。１０回繰り返す。
《ポイント》２度目以降、足を戻す時は、つま先の弾みを利用して膝を曲げるイメージで。

～ヨガの「肩立ち」ポーズで血行を促し、むくみを取る～

仰向けになり、肩を床にぴったりとつけたまま両手で腰を支え、両足を上に持ち上げる。
つま先をまっすぐ伸ばし、倒立をするような気持ちで１０秒間キープ。
この時、両足の間に隙間ができないように注意する。３回繰り返す。
《ポイント》肩からつま先まで一本の線が通っているイメージで伸ばす。

～上半身を伸ばすストレッチで、肩や首の凝りをほぐす～

膝立ちになり、片方の腕を床に向かって伸ばす。指先はまっすぐ伸ばし、手の平は太ももに
沿わせるイメージで１０秒間キープ。肩と首筋、脇腹の３点の筋肉を伸ばすのに効果的。
左右交互に３回繰り返す。
《ポイント》顔と背中は曲げない。顔を前に倒すと首筋に効かないので必ず、正面向きをキープすること。

～「ナマステ」のポーズでくびれ作り～

両膝を肩幅に開いて膝立ちし、胸の前で左右の手の平をくっつける。
この時、肘が落ちないよう脇腹との角度が直角になるように意識する。背筋を伸ばし、
下半身を固定したままウエストを左右にひねる。５秒キープして反対側にひねるのがコツ。
１０回繰り返す。
《ポイント》手と同時に同じ方向に顔を動かすと、より深いところまで腰をひねる事ができる。

～"えびぞり"のポーズで背中の脂肪をそぎ落とす～

うつぶせになり、両腕を腰幅程度に開き、両手の平で床を押しながら上体を起こす。
"えびぞり"するイメージでお腹を床から引き上げ、同時に頭のてっぺんを後方に傾けて、
首をグーッと伸ばす。このまま１０秒間キープ。
首筋を鍛えるこのストレッチは、背中についた余分な脂肪を落とすのに効果大。
５回繰り返す。
《ポイント》上体を起こす時は、つま先をまっすぐに下半身も伸びているような意識で行う。